ナンバープレートの見方
役割
ナンバープレートは、個々の車両を識別する役割があります。 公道を走る車両には必ず必要となります。 また、該当の車両が適切な検査を受けているか、安全基準を満たしているかを把握することができ、 車庫証明や自賠責保険・各種税金の支払いが行われていることを証明できます。
見方
地域、車両の大きさ、用途などよって表記ルールが決まっています。 地域名:自動車を管轄する運輸支局・自動車検査場がある地名 分類番号:車両の大きさなどで決まる3ケタの番号 ひらがな:車両の用途 一連指定番号:車を区別するための番号 プレートの色:使用者や目的など
分類番号
振り分けられる番号の意味は以下のとおりです。 100番台 貨物自動車 200番台 乗合自動車 300番台 乗用自動車 400番台~600番台 小型貨物 500番台~700番台 小型乗用 800番台 特殊用途自動車 900番台 大型特殊自動車 000番台 大型特殊自動車(建設用途)
ひらがな
用途によって平仮名がランダムで割り振りされます。 事業用は、「あいうえ かきくけこを」 自家用は「さすせそたちつてとなにぬねのはひふほまみむめもやゆらりるろ」 レンタル は「われ」 駐留軍人用車両 は「よ(EHKMTY)」
一連指定番号
「一連指定番号」は登録時に割り振られる番号です。 一番大きく記載された4桁の数字となります。 車の1台1台に固有の番号が割り当てられます。
白ナンバー(緑文字)
白地に緑の文字のナンバープレートは、自家用自動車、商用の普通自動車です。
緑ナンバー(白文字)
緑ナンバーは営業用車用。主にタクシーやバス、トラックに付けられます。 普通自動二輪車と大型自動二輪車(250cc以上)は外側に白枠がつきます。
黄ナンバー
黄色のプレートに黒色の文字は自家用軽自動車、商用の軽自動車です。
黒ナンバー
黒色のプレートに黄色の文字は事業用軽自動車用です。 軽トラック、ワゴン車など(宅配便車など)に取り付けられてます。
青ナンバー
青色のプレートに白色の文字は外務省用車(外交団用、外交団大公使館、代表部用)です。 逆の白地に青文字は領事団用です。日本の道交法上の交通違反は適用外、自動車税免除となります。
赤斜線ナンバー
自動車臨時運行許可(仮ナンバー)です。 トラックなどに積載せず自走できるため、自動車整備業者や自動車販売業者に有用です。